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打ちのめされたコンサート

6日、楽しみにしていた「20のまなざし」(メシアン)を、エマール氏のピアノで聴いてきました。エマール氏の演奏はだいぶ前に、CDで聴いていましたが、人間シーケンサーといえるような精緻なものでした。そのときに買い求めたCDの印象とは、だいぶ違っており、ダイナミックに変貌を遂げておりました。

ちなみにメシアン氏は、私が学生の頃、芸大にいらしたことがありました。その頃は最も注目されていた作曲家で、「わが音楽語法」という本も、売店にたくさん並んでいたほどでした。

20のまなざしも、その当時はやっていまして、譜面を買い求めましたが、その譜面が今は何処かに消えてしまい、これを機に、買い直そうと思っています。ただ、その当時の私は「20のまなざし」は好きではなかったです。独特の色合いに、拒否反応を示しておりました。

また、音楽を学問として位置付ける考えが嫌いで、(今でも同じです!!)拒否反応を示し続けた時期でして・・・現代作品からは遠ざかるべく、皆さんとも話そうとは思いませんでした。この分野を手掛けていれば、人生を棒にふるのではないか?とも考えていました。要するに、皆さんとは価値観が違ったわけです。

さて、今回の演奏と曲、私は雷に打たれたような衝撃を受けました。特に後半、65分間は、前半の50分より、短いと感じられるほどの充実ぶりでした。最後の方で、弦が切れるアクシデントがありましたが、モノともせず・・・18 20 曲目などは、訴えかけられるものが大きかったです。

私、初めてこの曲の魅力がわかりました。曲と演奏を通じて、信じることの強さを感じました。私は宗教は嫌いだったのですが、西洋占術の師=小池先生が神学に詳しく、(出身大学に神学の授業があったそうです)多少なりとも影響を受けたせいか、この曲の根底にあるものも少しは理解できるようになったのかもしれません。

メシアンの人生=自然との調和だったのではないかとも考えています。そういう面で、昔の自分とは相容れなかったのでしょう。しかし、オーフィアスを創作するために、様々な勉強をしたことで、彼の根底にあるものを1%程度つかめるようになったかもしれません。

それでも99%は、血が違うと感じました。お手上げ状態といいましょうか・・・彼は別格なんだと思いました。とても太刀打ちできないということもあり、雷に打たれたようになったんです。

メシアン氏の母は、メシアンを身ごもったときに、「この子は音楽家になる」と預言したのか?天からの声を受けとったか?ということ、どこかで見た覚えがあります。ちなみに、メシアン氏は射手座です。射手座=宗教、哲学のサインです。

上に記したことが、本当だと感じられるような、激しい祈りのような演奏でした。今でも感激が冷めやらないほどです。

会場の件。現代曲の割には、お客さんは多かったと思います。普通の現代音楽の演奏会だと、ガラガラで、リラックスできるのですが、狭くて窮屈でした。CDもたくさん売れたと思いますよ。サイン会の列が長かったです。私もCDを入手しようと思いましたが、あまりにも人が多く、諦めて帰りました。>昨日売っていたものは、すでに完売らしいので、一縷の望みを託して、探してもらっています。

老若男女、大勢の方がスタンディングオベーションでした。あれだけの大曲を、弾ききることは普通はできません。多くのピアニストによって演奏されている楽曲ですが、リサイタルで全曲というのはあまりないこと。しかも、メシアンのおおらかで自由度の高い思想が、反映されていたと思います。同時に、信じることの強さが、ダイナミックな打鍵を通して伝わってきました。

私も時間に縛られず、感動に身をまかせる体験こそ必要なのだと感じました。今まであまりにも、雑用が多すぎました。

この演奏会は、天からのプレゼントだと思い、また一歩づつ歩みを進めていきます。






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テーマ : LIVE、イベント
ジャンル : 音楽

イェルク=デームス ピアノリサイタル

20日、イェルク=デームス氏のリサイタルに伺ってまいりました。日経ホール、音響効果が非常に良い。しかし、この日は客層があまり良いとは言えなかったです。帰り際、もう少し高くても良いのでは?と思いました。

デームス氏は89歳。私の母と同じ年です。飛行機に乗って日本までいらっしゃるだけでも凄い。それだけではなく、演奏活動をあちこちでやるという、バイタリティにも驚きます。ピアノにたどりつくまで、大丈夫かなぁといった雰囲気でしたが、演奏に入ると、ご自身の世界で遊んでおられると感じました。

ご高齢なので、ミスもありますし、あちこち危なっかしいところも多いのは仕方がありません。

そういうことはおいといて・・・
この方は、「歌の人」との印象を強くしました。第1曲目の、バッハ「半音階的幻想曲とフーガ」から、歌があちこちから聴こえるように思いました。最終に向けて、かっちりとまとめようとする意図が感じられましたが、導入部分は、本当に幻想的で、タイトル通りの演奏をしていただきました。

全体を通して、音価が正確ではない。だからといって直してほしいとは思いません。それを言ったところで、直してくださるような方ではないとお見受けしました。演奏から、大変頑固であると感じました。音価、リズムなどについては、なぜか高齢の演奏家の方、みなさんが、同じようになるのは、腰が弱るせいでしょうか?

このような不正確さを超えて、歌が満ち溢れた演奏でした。

最も良かったのは、最後の「トロイメライ」でした。正直申し上げて、このような素晴らしい演奏を聴いたことがありません。やはり、この先生は、シューマンのような歌心をもつ作家が得意なのでしょうね?絶品でした。

傷はあるものの、フランクが聴けた事が良かったです。音が美しいのですね、フランクって。元々大好きな作家です。

全体を通して感じた事。正統派ですが、年齢のためにコントロールがうまくいってないのでしょう。若い時の演奏を、CDで聴くのがよろしいかと思います。

2017年は、私が良いと思った演奏会にたくさん足を運ぶこととなりそうです。秋には「冬の旅」を聴きにいきます。来月以降も、良さそうな演奏会には、行ってみるつもりです。






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イエルク=デームス氏のピアノ

ようやく、音楽を聴ける環境になってきました。心がほころんだのか、4月には、ピアノの演奏会に行きたいと思いまして、昨日チケットを買いました。>イエルク=デームス氏のリサイタルです

彼は90歳くらいだと思います。うちの両親と同い年くらいなのですが、まだ日本にまでいらして、演奏活動をするというのは、すごい体力です。飛行機に乗るだけでも大変だと思うのですけれどね・・・ 

猫目石もかなり年をくいまして、白髪猫でございます。2/26で61歳にもなりまして。でも、先生(デームスさま)のような大家の演奏をお聴きしたら、もっと前向きになれるかと思いまして・・・ではなく、純粋に聴いてみたいと思った次第です。

ヨーロッパのこの先生のお家の環境を拝見いたしまして、非日常の空間というものは、こーいうものかと感じました。アートというのは、本当に、非現実の世界なんだなぁと思った次第です。>海王星の世界ですね。

やはり猫目石はアートを追求していきたいですので、西洋占術を手がけても、俗世間のお話より、別の方向でないと窒息しそうになります。そういう意味でも4月の演奏会は、わたくしめにとっては、重要な転機となりそうですわ。

下記に貼り付けましたのは、先生の7年前の演奏だそうで・・ドビュッシーの沈める寺という曲ですね。来月の演奏会ではフランクをおやりになるそうで、楽しみです。それではまた書きます。これからは毎日の天空のお話や、カードにも触れていきますよ。


テーマ : ピアノ
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ベートーベンのsym.5 リスト編曲

最近はまた古典派の楽曲に逆戻りしています。ケマル=ゲキチという方のピアノに興味をもち、youtubeを漁っておりましたが、この方はリストやショパンがいいのですね!

ベートーベンも手がけておられますが、私の趣味ではありません。5番のシンフォニー リスト編曲で、私の心に響いたのは、グレン=グールドです。ベートーベンのしつこいくらいの連打の意味が、よくわかるのです。

他に、最近聴いたところでは、室井麻耶子先生の若かりしころの演奏。(室井先生は現在95歳で、現役でピアノを弾いておられます。)この先生が「ここに泉あり」??だったかの映画にでられたときの、演奏、よかったです。

室井先生のピアノだけではなく、オーケストラや、團伊玖磨氏の音楽も聴きました。

私の生まれる前の録音、演奏、音楽でしたが、大変しっかりしてました。他に、アレンジもよかったです。民謡をアレンジして、山の上で聞かせるシーンがありましたが、なかなかよかったです。

山田耕筰氏もでているんです、この映画。

※山田耕筰氏は西洋占星術を日本に輸入してきた人です。手相や人相もみておられたということです。山田氏のご本、「生まれ月の神秘」は購入いたしました。音楽など目に見えないものを扱うという点では、海王星の領域なのでしょうな・・

猫目石のチャートは、海王星がきついので、海王星のお力なくしては、やっていけないことは身を以て感じております。ふと、歩いているときなど「なんで猫目石は、全うな仕事ではなくて、人がやらないような仕事ばかりをやってしまうのか・・」と思うのです。割と簡単にできてしまうのが、よくわからないところです。

なんでも星にかこつけるのは、趣味ではありませんが、晩年になりますと、やっぱり海王星の手のひらの上で転がされていたのではないかと思うこと、しきりでございます。

それはともかくとして・・・近況

2017年からは創作(音楽)活動に戻る予定です。もちろん、以前書いていたような教育用作品は一切やりません。私は過去に戻るということは、ありえない人間ですので・・・

※元々教育用作品は、全くご縁がありませんでしたが、どういうわけか、学校に関することをやる羽目になっただけです。学校とは全く関係のない世界で生きています。住む世界が違います。そんな経緯がありますので、今後手がけることは0%です。

ようやく、副業のほうが落ち着いてきまして、「これならやっていけるかな」というところまできました。創作活動と、できるところまでは、両立していきます。そして、ある時がきたら、副業のほうも別次元に進めていくつもりでいます。


今は、2017年の年運を書いております。昨年はあまり上手に書けませんでしたが、少しはマシになったかと思いますので、アップされたら読んでみてください。

ピアノの練習も開始しました。というのは、最近身体を鍛えておりまして、正しく筋肉を使うことにより、すぐに反映されることを体験し、「ピアノも同じだ」という結論に達しました。武道の教師の方が、小指と親指の先で円を描くことを提案されておりました。これ、楽器にも言えることで、指先を使わないと、鍵盤がつかめないのです。

そーいう意味でも、指のトレーニングも織り交ぜながら、曲を書いています。これは、冥王星と火星の60度あたりの座相を表しているかもしれませんな・・・異元素同士の絡みで、回復力アップです。書くのに疲れたら、ピアノの練習をすることにより、気力が出るなどなど・・・

占星術を活用し、リハビリ中でございます。






練習

今日は、自分で立てたお約束どおり、ピアノの練習をしました。還暦ともなりますと、いつ死ぬともわかりませんので、真剣に時間を使っております。

アルペジオ、音階とやっていきます。今自分に必要なのは、下記を鍛えることにあります。
1)人差し指の第一関節をきちんと使うこと。
2)薬指の関節が弱ってきている。
3)和音を掴むことができているものの、弱い。

それでも少しやるだけで思い出せてくるようです。毎日弾くことが肝心。

オーフィアス組曲中のピアノ曲で、addictusという曲がございます。こちらを練習していくことにしました。

今月に入ってからというもの、涼しいせいか、頭がクリアになってきまして、何事もはかどっています。2017年に向けて、曲作りも開始することにしました。お仕事=ライティングのほうもだいぶ慣れてきましたので、両立するようにします。

来週は、LINEの仕事の打ち合わせがありまして、いよいよだなぁと思っております。何しろ初仕事なので、皆目検討もつかず、今やることは、テンキーをちぅもんすることでしょうか?

星の運行的には、09日に木星が天秤に移動いたしまして、みなさんそれぞれに大きく変化していかれることでしょう。特に天秤座の方は、大変化の年となるでしょうね。木星が来た年は、大概荒れますので、覚悟しておいてくださいな。

あたしはしし座木星世代なのですが、相当大変でしたよ。あたしの場合、木星回帰と土星回帰同時でしたが、ネイタルが90度なものですから、辛い思いしました。木星と土星90度といえば、経済的にも苦境を迎えましたね。でも悪いことばかりではなく、経済のことなど考えないので、創作はすすみました。

お金なんて考えていたら、何も作れないのです。あってもなくても同じです。全て捨てたら、楽になれます。


プロフィール

猫目石金平

Author:猫目石金平
55年間、主として音楽のみで活動してきました。

しかし・・・・・・・同じような仕事の繰り返し、黙ってやっていれば安泰だけど、自分の本当の意味での作品が作れないとの危機感に陥っていたのが、2008年〜2009年。

2010年に、10年以上続けた仕事を断り、自作品を作ることにしました。

2013年より2016年頃まで、ちょっとした迷いがあり、音楽活動を休止。

2017年3/22の父の死により転機が訪れます。父が亡くなる前、私の演奏や曲を聴きたがっていたこと、その他さまざまなことが重なり、創作活動に的を絞ることを決意しました。

2017年末、副業仕事から完全撤退し、音楽活動を再開します。
2018年6月、音楽創作活動に本格復帰。同時に商業的な音楽活動も再開。

11月24日、天王洲にて、オーフィアス組曲中の楽曲の一部、生演奏によるお披露目の機会を得ました。詳細は後ほどお知らせします。

オフィシャルサイトを作りました 
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Labo-Chiron

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