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認知症

義理母のカルテには、認知症と記されております。でも、あまり認知症っぽくはありません。発症したのは、おそらく今から5年ほど前なのではないか?とばぁさんは言います。

義理父生存中、まだ田舎にうちがあったころ、ばぁさんが帰ったときのこと。夕食の茶碗を片付けていたところ、突然義理母が「やかましい!!」とものすごい剣幕で怒り始めました。それだけではなく、義理父が包帯をかえてやっていたときにも「痛い!」といって普通ではない怒り方をしたんですね〜〜

義理父は淡々としておりましたが(いちおプロなんで)ばぁさんはそのときこれは尋常じゃないな。もしかしたら認知症じゃないかと思ったらしいのですよ。この時のことを、施設の担当医に話しておりましたところ、認知症の初期には怒りが抑えられなくなる症状も出る人がいるとのことでした。

それだけではなく、毎日われわれの自宅に電話をしてきまして、怒るんです。攻撃的そのものでしたわ〜 ばぁさんも仕事にいく時間に遅れたり、気持ち的に落ち込んだりと大変でしたね〜 そんなとき、亡き義理父は「仕事だと思いなさい。親だと思うから腹がたつんだよ」と言ってくれまして〜

毎日電話で怒られますとね、われわれも仕事だと思って受け流すしか仕方がありませんでしたよ。義理母は物忘れはあまりなかったんです。でも最近は、さっき言ったことを忘れるようになりました。91歳ですから仕方ないですけれどね。

今は認知症を抑えたり、攻撃的な言動を抑えるお薬が出ていますので、相談なさるといいですよ。>高齢者を抱えておられる方々。義理母も薬をもらっておりまして、ずいぶん大人しくなりましたよ。

くわえて、われわれはばぁさんに猫音楽療法を試しております。とはいっても、専門的なことはわかりませんので、ばぁさんの知っている曲や、好きそうな曲を聴かせているのです。ばぁさんは、ピアノが大好きで、しかもベートーベンやモーツアルトといった古典に耳がなじんでいるようでございます。

先日はNHKEテレで、ベートーベンの「春」というバイオリンソナタをやっておりました。お名前は忘れましたが、非常にお上手なピアニストで、義理母も感動しておりました。この曲は義理母でも知っていたようで、親しみを感じて聴いておりました。次週、またこの番組を聴きたいということで、ばぁさんがテレビをONにしましたが、ブルックナーだったんですね。

ブルックナーは義理母にとっては雑音だったようです。「この曲は音が上がったり下がったりして、がさがさしているのでいやだ」との一言。次にシャスラン氏の指揮で「カルメン」を聴かせたところ、この曲はよく知っている。日本の曲じゃないの?と笑わせてくれました。

これはフランスの作曲家、ビゼーという人の作品よ。でもこの演奏しゃきっとしていてうまいでしょ?とばぁさんが言ったところ、「うまいうまい」と喜ぶのです。


しかし・・・カルメンのメロディはあまり音楽通ではない義理母の耳にも残っているらしく、次のメロディが何か、覚えていたんですね。認知症の脳にもインプットされていたメロディってすごいものがあるなぁと感動しました。理屈抜きのインパクトです!

そのうちプレーヤーをプレゼントして、猫音楽療法に勤しもうとわれわれは考えております。





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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

義理母の介護

われわれも、介護なんてものに手を染めるとはつい3年ほど前までは想像だにしませんでした。しかし、世間のみなさまがご苦労なさっているように、われわれにも親の介護のお役目が回ってまいりました。

今介護されている義理母さえ、1年ほど前までは想像することができなかったと思います。本当に、90代にもなりますと、時間が早く進むのではないかと思うほど、できることが少なくなりました。

いつかは施設に入らなければならないということで、義理妹の住まいの近所(東京都下)に住んでいたのでございます。亡き義理父は、施設入居を拒否したしまして、施設を義理妹夫婦がみに行ってきた翌日、亡くなりました。義理母も拒否していましたが、ずっと座ってテレビをみていたおかげで、エコノミー症候群のようになり、身体がむくみ放題。しかし、8月末に転びまして、これがきっかけとなり寝たきりになりまして・・・この災いが福となったのでございます。

寝たきり=身体を休めたことになり、むくみが大量の尿となって出てしまい、義理母は以前のむくみのない状況に戻ったのです。しかし、尿が出っ放しになったことにより、自分自身で、施設に行かなければ、自宅介護は難しいと悟ったようでございます。
いっとき、ベッドに起き上がってはいたのですが、筋力が弱ったのでしょうね・・・自然と寝たきりのままになってしまいました。

さて・・・我々も介護施設の資料を大量に取り寄せて、どこが良いのか朝の3時くらいまで検討いたしました。ネットの評判なども確認しつつ、パンフレットもみながらでしたが・・・義理母のように高齢寝たきりで、リハビリをしてもあまり効果がなさそうなタイプは、介護付き有料老人ホームが一番ということになりました。

介護付き有料老人ホーム=介護保険で全てをまかなってくださる民間の老人ホームでございます。義理母の入所した施設は、費用的には光熱費も食費も家賃も全て含めて20万前後です。これに各自の介護保険が加わることとなります。ちなみにこの施設は入所金が必要ありません。20万+介護保険料で全てまかなってもらえます。(場所は八王子です)

追加料金は医者の検診や予防接種、薬代、訪問美容(髪の毛切ったりなど)くらいですね。医者の検診は必要だと思いますけど、高齢者だから1割負担ですよね?大したことありません。他に、好みでクラブ活動など・・・義理母は目が悪いのでやっておりませんわ。

お食事は3食+おやつです。義理母の感想によれば、まぁまぁ食べられるということです。ただし、味噌汁などのダシが気に食わないとのこと。おやつはケーキの切れっ端のようなもので、つまらないらしいですね。昨日は義理母の好みのお菓子屋さんで、差し入れにケーキを買ってまいりましたところ、いっぺんに二個食べ、それだけでは収まらず、みかんまでがっついておりました。

ところで・・・
介護付き有料老人ホームではなく、サービス付き高齢者住宅というものもありますね。最初はそちらも検討いたしましたが、結果的に費用が高くつくということを知らされまして、やめましたの。サービス付き高齢者住宅って、値段が低めに設定されているのですが、外部にサービスを頼むことになったりして、いろいろと追加されて費用が高くなるんだそうです。

最初はケアマネさんの提案により、老健も(リハビリして数ヶ月で退院)検討したのですが、最近は老人の数が多くて、いつ入所できるかわからないという話を伺いました。義理母の世話を最初は訪問介護の方にお願いしていたのですが、オムツ交換などは、1日に2回しかできないことになっているのです。その他はわれわれがやらなければなりません。

このオムツ交換が難儀を極め、素人にはとてもできなかったです。普通の家には電動ベッドもありませんしね。介護の方のお話によれば、素人の方は電動ベッドを入れなければ、到底オムツを変えることは無理だということでした。

介護のプロの方は本当によく訓練されています。素人とは全く違うんですよ。なんだかだ、話題になっておりますが、誰でもできる仕事ではないとわれわれは強く思いましたね〜

ばぁさんも義理母のオムツを変えにいっとき挑戦しておりましたが、それはそれは大変な思いをしたようでございます。猫目石家では未だかつておきたことのない災難が沸き起こったという感じでした。

しかし・・・現在は義理母が施設に入所したおかげで、何の心配もなくなり、われわれは週に一度くらい、差し入れをもって行くだけとなりました。われわれの住まいであるサザンクロスからは遠いのですが、一種の息抜きと考えれば良いとばぁさんは申しております。キロン診療所のママさん、紅東すずさんは大いちょうから義理母のためにお寿司を作ってもってきてくださいました。義理母は喜んでいましたよ。

キロンの猫さん、犬さんたちに助けられまして、われわれ新たな方向へと進んでおります。


テーマ : 日記
ジャンル : 音楽

プロフィール

猫目石金平

Author:猫目石金平
55年間、主として音楽のみで活動してきました。

しかし・・・・・・・同じような仕事の繰り返し、黙ってやっていれば安泰だけど、自分の本当の意味での作品が作れないとの危機感に陥っていたのが、2008年〜2009年。

2010年に、10年以上続けた仕事を断り、自作品を作ることにしました。

2013年より2016年頃まで、ちょっとした迷いがあり、音楽活動を休止。

2017年3/22の父の死により転機が訪れます。父が亡くなる前、私の演奏や曲を聴きたがっていたこと、その他さまざまなことが重なり、創作活動に的を絞ることを決意しました。

2017年末、副業仕事から完全撤退し、音楽活動を再開します。
2018年6月、音楽創作活動に本格復帰。同時に商業的な音楽活動も再開。

11月24日、天王洲スタインウェイ東京ショールームにて、オーフィアス組曲中の楽曲の一部、生演奏によるお披露目の機会を得ました。

オフィシャルサイトを作りました 
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Labo-Chiron

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